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第13回群馬大学未来先端研究機構国際シンポジウムを開催しました

[CATEGORY] イベント, 新着情報, 研究?産学連携 [tag] ,

群馬大学未来先端研究機構は令和4年11月29日(火)、第13回国際シンポジウムを群馬大学大学院講堂(昭和キャンパス)及びオンラインにて、ハイブリッド形式で開催しました。同機構の統合腫瘍学研究部門の横堀武彦准教授とアンドレイ?ツルトイ講師がオーガナイザーとなり、「Translational Cancer Research – New Trends and Future Drugs」と題してがんトランスレーショナル研究に焦点を置き、欧州で活躍している研究者2名(フランス、イタリア)、国内の研究者2名及び若手研究者2名(モンゴル、本学)が講演を行いました。

石崎泰樹学長による開会挨拶の後、九州大学の戸島剛男助教が胆管癌におけるゲノムの多様性と新たな発がん性代謝について講演し、続いて、ナフチャ?ゴンボドルジ博士(モンゴル)及び本学の本田周子医師が、群馬大学未来先端研究機構が主体となって推進している国際共同研究の成果について発表を行いました。その後、国際医療福祉大学の黒住献講師が乳癌トランスレーショナル研究について、海外の様々な研究機関との連携による事例報告を交えて講演しました。分子レベルでのがん代謝メカニズムの解明や難治性がんに対する新しい免疫療法や創薬ツール開発の可能性に関する意見交換が行われました。

後半は、最先端のがんトランスレーショナル研究の成果に関して2名の海外招待演者が発表を行いました。フランス国立科学研究センターのナディン?ラゲット研究部門長が、腫瘍免疫反応への関与が近年注目されているcGAS-STINGという炎症シグナル伝達機構の解明をテーマに、オンラインにて講演しました。その後、血管新生が専門であるブレシア大学(イタリア)のロベルト?ロンカ教授が、FGFR遺伝子異常を標的とした新規治療ツールの基礎データならびに将来展望について会場で講演し、オンラインとオンサイトの双方から活発な議論が行われました。最後に、花屋実機構長による閉会の挨拶をもって終了しました。

未来先端研究機構は今後も国際シンポジウムの開催を通じて世界の研究者と交流を重ね、国際共同研究を推進することで、先端研究の拠点として、ライフサイエンスの発展に貢献していく計画です。

 

(写真左から)戸島助教, ゴンボドルジ博士, 本田医師, ロンカ教授, 花屋機構長

(上段左から)石崎学長, ラゲット研究部門長, ツルトイ講師 (下段左から)横堀准教授, 黒住講師

関連サイト

国立大学法人群馬大学 未来先端研究機構HP

 

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